2014年7月9日水曜日

TPP茶番報道の陰で実体わからず

TPP報道については、相変わらず農業、特に牛肉やコメの関税にばかりに焦点があてられていますが、それはTPPのほんの一部に過ぎません。マスコミがさかんに報道している部分は「目くらまし」であり、報道しない部分にこそ、密かに大きな問題が隠されているのではないかと心配です。

TPPの条文は国内法より優先されるため、TPPが批准されると国内法の改正が行われます。しかしTPPにより、国内法がどれほど影響を受け、どのように変更されるのか、何も情報がありません。

なぜ情報が無いのか?理由は簡単。「TPPはブラックボックス=非公開」だからですね。国民に秘密のうちに交渉が行われるわけです。マスコミは相変わらず、その点はスルー。マスコミ得意の「ヤバいことはスルー」という見事な保身術。

さて、軍事条約は確かに秘密があって当然であり、非公開なのも当然だと思います。しかし経済分野の交渉が非公開で、国民の目の届かないところで行う必要があるのか?あるわけないですね。明らかに「国民に知られたくない事を決めるから」という以外に理由は無いでしょう。知られたら国民の猛反対にあいますから。

そういえば、ウィキリークスで知的財産権の交渉内容がリークされたとか。ちょっと考えさせられる内容が入っていたらしいです。
アノニマスがTPPの条文をごっそりリークしてくれませんかねえ。
マスコミは無能なので、もはや彼らに期待するしかないです。