2014年9月10日水曜日

欧米は自業自得 イスラム国へ参加する若者

欧米の国々からイスラム国(ISIL)へ義勇兵として参加する若者が増えているそうです。欧米の政治家はこれを問題視し、英国はテロを恐れて帰国できないよう彼らのパスポートをはく奪するなどの圧力をかけるようです。しかし、自業自得というものです。自国の政治が貧弱だからこんな事になるのです。格差を放置し、富裕層を優遇してきた結果、人々、特に失業問題の最大の被害者である若者がイスラム教などの宗教に救いを求めるのは当然のなりゆきだと思います。

加えて欧米は「個人主義」が徹底されており、国民の団結心が無いのはあたりまえ。「個人の利益を最優先に追求するのが正しい」という文化ですから、そもそも「国を裏切る」とかいう発想があるはずがない。彼らの愛国心は「この国にいれば利益になる」という利益条件があって成り立つものであり、利益をもたらさない国なら出るのは当然しょう。

イスラム国の指導者のインタビューがテレビで放映されていました。いわく「若者は民主主義に失望し、イスラムに帰依する」。一言いわせてもらえば、それは少々誤解がある。「欧米型の個人利益最優先という薄情な民主主義に失望した」と言っていただきたいですね。

日本もそんな民主主義に侵されないようにあってほしいものです。