2014年9月18日木曜日

国際捕鯨委員会の加盟国は偏っている

日本の捕鯨が国際捕鯨委員会(IWC)で反捕鯨国から批判されているようです。しかしIWCの加盟国とはそもそもどこなのか?WIKIで調べてみると面白い事がわかります。加盟国が非常に偏っているのです。

加盟国は88ヶ国ありますが、うちヨーロッパが31国(35%)を占め、そのほとんどが反対国なのです。しかも、海が無い国や海がほとんど無い国まで参加しています。その他の地域の加盟数は、アジアが10、アフリカが19、オセアニアが8、南北アメリカが15、カリブが6、中東はゼロです。「白人国家中心」の構成になっていますね。

<マスコミのなぞ>
テレビのニュース(NHK)などでは「なぜか」捕鯨支持国と反捕鯨国の国の数を報道しません。WIKIによれば、捕鯨支持35、中間派3、反捕鯨49、不明1となっています。ニュースだけみると、捕鯨支持国は極めて少なく、日本だけが孤立して叩かれている、という印象を受けるので「へんだな」と思って調べてみれば、圧倒的に世界中が反捕鯨、というわけではないのです。マスコミ(NHK)の報道には非常に違和感を覚えますね。

冷静に考えれば、個人的にはクジラは食べないし、無理にとる必要は無いと思いますが、もはやそういう問題ではないです。

過去の歴史において、散々クジラを捕獲して、しかも油だけ取って、クジラを絶滅寸前に追い込んだ白人国家が、まるでそんな過去などきれいさっぱり忘れて、大上段に、高圧的に日本の捕鯨を非難する映像を見ると、絶対に捕鯨を止めてはいけないという意思が芽生えてきます。

なぜか?それはまるで、帝国主義の時代に、第二次大戦の直前まで、白人国家が世界を侵略し、植民地支配していた過去をきれいさっぱり忘れ、日本だけに「戦争犯罪国」として謝罪を求める、未だにそういう視点で日本を評価するという「ご都合主義の正義」に共通するものを感じるからです。

白人国家がそういう偽善的な態度を改め無い限り、捕鯨は絶対に止めてはならないと感じるのです。感情論ですけどねw。