2015年2月1日日曜日

資産課税しないと通貨が無限増殖する

資産の中でも、現金・預金に課税しないと、通貨が無限に増殖する可能性が高いと思います。なぜなら、無限に通貨を増やす通貨増殖のスパイラルが存在すると考えられるからです。その意味でも資産課税は必要だと考えています。

①資本主義では格差が拡大します(富裕層におカネが集まる)。
②やがて富裕層が通貨を独占的に保有することになります。
③通貨独占により、実体経済に投入される通貨の循環量が低下し、経済がデフレ化し、不況になります。
④不況脱却のために中央銀行が現金を発行します。
⑤景気が回復して、ふたたび資本主義の活動が活発化します。
①に戻る。

簡単に言えば、富裕層に通貨が独占されることで、おカネが世の中の回らなくなる。それを解消するためにはおカネを刷るしか方法がないので、おカネを刷る。刷ったおカネはやがて富裕層のおカネになる。この繰り返しです。

これをストップするには、富裕層が独占している通貨に課税し、それを市中に再投下する以外に方法はないと思います。