2015年2月24日火曜日

エネルギーコストの最小化が最優先課題

人類が目指すべき技術開発において最も優先すべき課題は何か?それはエネルギーのコストを限りなく最少化することだと考えます。現在は石油メジャーなどがエネルギーで莫大な利益を得ているようですが、そもそもエネルギーで暴利をむさぼるべきではないでしょう。

人々の生活にエネルギーが欠かせないのは当然です。照明、冷暖房などのほか、様々な家電製品もエネルギーなしには利用できません。家庭においても重要ですが、製造業はその生産過程において莫大なエネルギーを使用します。エネルギーコストさえ安くなれば、植物工場で主食となる食料を生産する事も可能です。

ですから、最終的にはエネルギーさえ低コストで潤沢にあれば、人間社会を成り立たせる事は可能だと思います。つまり、何を差し置いてもエネルギーが重要であり、エネルギーコストが劇的に下がれば、私たちの生活はゆたかになり、仮に所得が低くても、いまよりもっと生活が楽になるはずです。

日本政府には、国力を挙げてこの「大量のエネルギーを低コストで供給するインフラ」を早期に確立して欲しいですね。他の公共投資などの予算を削ってでもこれを優先的に確立できれば、経済に余力が生まれます。そのあとから公共投資にゆっくり予算を振り向ける事ができますから。

加えて言えば、次に優先なのでは住宅の低コスト化ですかね。国民生活における支出のかなり大きな部分が「地代家賃」ですから、このコストが安くなると、仮に所得が低くても、いまよりもっと生活が楽になるはずです。ホームレスも減るでしょう。