2015年3月24日火曜日

安倍は正しいが資本主義は時代遅れ

自分は左派を自認していますが、左派とはまるで考えが違います。どのように違うかと言えば、たとえば安倍首相に対する評価がまったく違うという点です。

自分は安倍首相を高く評価しています。なぜなら経済政策において、資本主義のシステムの範囲内で最適の政策を行っていると考えているからです。基本的に3本の矢は、いずれも資本主義において経済を活性化させる効果があるとされる典型的な手法であり、それをすべてやるという姿勢は、資本主義のシステムの枠内で行う政策としては最善のアプローチであろうと思うからです。

しかし、資本主義のシステムそのものについては、すでに時代遅れであり、資本主義そのものを変革する必要性が世間にも認識れつつあります。つまり資本主義のシステムに則ってどれほど最適な政策を行っても、資本主義そのものから生じる問題や矛盾を解決するのは不可能であろうという立場です。

つまり、優秀な人材であればあるほど、システムに則って行動するため、そのシステムに最適な行動ができますが、それが良い結果をもたらすかどうかはシステム次第だろうと考えています。その意味で安倍首相は非常に優秀で資本主義の申し子のような人物です。自分は安倍首相を責める事はしません。何の問題も解決しないからです。

なぜなら、現在が資本主義とは別のシステムであったなら、安倍首相は別の行動を取るだろうと予測するからです。安倍はシステムに沿って正しい判断をします。システムが人を支配します。ですから自分の興味は政治家個人よりも、人々の行動を支配する社会システムの変革に集中しています。そこが既存の左派とはまったく違うところです。

ちなみに、経済と並んで外交政策においても左派とはまったく異なります。自分は、外交とは弱肉強食の無法地帯において犯罪者と渡り合う行為に等しいと考えています。ですから日本に批判的な国は全て敵であり、中国共産党や韓国は暴力団と見ています。したがって日本政府は総力を挙げて中国共産党を崩壊させ、韓国政府を外交的に叩きのめすのが正しいと考えています。

しかし、中国人や韓国人とは交流を深め、互いに理解し合う必要があると考えています。互いに尊重し、共存の道を歩むことが大切です。真の友人にならなければならないでしょう。しかし、その妨げになっているのが反日プロパガンダを推進する中国共産党と、それにコントロールされている反日韓国政府です。この両反日政府があるかぎり本当の意味での日中友好や日韓友好はあり得ないと考えています。一刻も早くこれらの政府を叩き潰すことが友好につながります。

普通の左派の人が聞くと発狂するでしょうが、自分は自分が左派だと思っています。