2015年4月12日日曜日

第一の矢を政府紙幣にすれば良い

デフレはおカネの不足が原因なのだからおカネを増やすのは政策として間違いではないでしょう。それで第一の矢として「大規模な金融緩和」が打たれているわけですが、しかしこのおカネはすべて借金として世の中に流れ出しますから、結局は社会全体の借金がどんどん、どんどん膨らむわけです。それが破綻するのがバブル崩壊です。

ですから、もう借金としておカネを流すのはやめて、政府通貨としておカネを流すべきでしょう。そうすると世の中のおカネが増えても世の中の借金が増えるわけではない。だから崩壊の心配はまったくないわけです。そして、その政府通貨で第二の矢を実施しても良いし、高齢者介護の予算に使っても良いわけです。

そういう発想は、本来なら左派から出されるものですが、まったく出てこない。やるのは増税の推進だけ。だから連中はフェイクだとしか思えないんですよね。