2015年6月10日水曜日

韓国人は経済的より精神的満足を優先する

韓国の外交および韓国世論を観察していると、韓国人の多くは経済的な満足よりも精神的な満足を優先していることがわかる。歴史認識などに関する外交と世論に明らかだ。

たとえば日本の産業革命史跡の世界遺産登録に対する韓国の反対活動は、明らかに多くの日本人の心象を害する結果となる。それによって韓国への旅行客が減るのはもちろん、韓国製品のさらなる購買欲の低下など消費者に影響を与えるだろう。また経営者にとっても、世界遺産登録による経済利益を失うことになるため韓国への反発は強まり、韓国への投資にも悪影響を及ぼすであろうことは想像に難くない。

つまり、韓国の外交や世論は反日外交によって「経済的な満足を失っている」と考えることができる。にもかかわらずなぜそのような政策が行われ、世論がそれを支持するのか。それは「精神的な満足を得られる」からだ。日本の主張を退けて韓国の主張が通れば韓国人は精神的に満足する。日本より韓国が海外で高く評価されれば優越感情が満たされる。日本が世界から非難されれば爽快な気分になる。反日外交によって、経済的な満足を失う代わりに、精神的な満足を得られるのである。

ではなぜ、反日外交で韓国人が精神的な満足を得られるのであろうか?その秘密は反日教育にある。韓国における反日教育は、韓国人が被害者であることを徹底的に韓国人に教育する。そのような教育を受けた人間は、精神的に非常に不安定な状況となる。この精神的不安定を解消したいと欲するようになる。被害者教育が強ければ強いほど、精神はより不安定となる。

このような状況にあるため、ほとんどの韓国人は、韓国が日本より優越することを強く望むようになり、日本の主張が国際社会で退けられたり、日本を中傷誹謗することで強い精神的な満足感を得るようになる。そして被害者教育によって引き起こされた韓国人の精神的な不安定度が強ければ強いほど、経済的な損失を被ったとしても、それよりも精神的な満足感を優先するようになる。

これが反日教育の効果である。反日教育のなされていない台湾やフィリピンの国民に、このような日本を貶めることによる精神的満足感はない。これは歴史的な事実がそうさせているのではなく、歴史教育によってそうなっていることの証明でもある。

このように、教育によって人々の人格すらコントロールすることが可能なのであり、このような手法はヒトラーのような独裁者が大衆をコントロールするため好んで用いた手法であり(第一次大戦戦勝国への憎悪)、現代の社会においては「歴史教育・歴史認識」の大義名分の元に、韓国と中国で好んで用いている(日本への憎悪)のである。