2015年8月5日水曜日

日本にも防諜の政府機関が必要

ウィキリークスによると、米国政府が日本政府や日本の大企業に対して盗聴を行っていたという。それを受けて安倍首相も「事実だとすれば同盟国として遺憾である」と発言した。日本政府としては第三国からの盗聴の可能性を常に考慮して対策を講じており、今回の件で機密情報の漏えいは無いとしている。しかしコンピューターシステムに侵入する工作とは異なり、盗聴の場合は音声情報が漏えいしたかどうかが記録に残るとは思えず、本当に漏えいがなかったかどうかは疑わしい。

同盟国の米国ですらそんな状況ですからね。中国や北朝鮮あたりは、情報がリークされないだけで、実際には米国などと比較にならないほどの盗聴、ネット侵入などを繰り返えしていると考えて間違いないでしょう。情報は国防の要ですから、本当にこんなことで大丈夫なんでしょうか。世界の先進国でまともな防諜を行う諜報機関が無いのは日本くらいかも知れません。集団的自衛権もいいけど、情報だだ漏れでは、根本的に国防が成り立たないですよ。困ったものです。