2015年12月24日木曜日

中国を民主化するのが急務の課題

中国の軍事的な脅威、暴走の危険性が日に日に高まっている。いくら危険とはいえ、正面切って潰すわけにはいかないし、そもそも不可能だ。そうした意味から、一刻も早く中国を民主化させることが日本とアジアにとって急務の課題だ。

言うまでもなく、現在の中国は中国共産党による独裁政治が行われている。そのためプロパガンダによる世論操作がひどく、言論の自由も制限されている。人権弁護士が逮捕されるなど弾圧も激しい。こうした状況は第二次大戦前のナチスドイツに非常に似ていることから、中国が全体主義的な暴走を引き起こす危険性が否定できない。

民主化によって多様な意見が認められ、多様な政党が政治を担う様になれば、全体主義の危険性が大きく低下する。日本を見れば一目瞭然だが、なんだかんだ言って、ウルサイ左派がたくさんいるおかげで、日本が軍事大国化して外国に侵略する危険性はほとんど皆無だ。ある意味で健全と言えるかも知れない。

ところが、中国は独裁政治なので、そうしたストッパーがない。日本人もそうだが、中国人も戦争をしたいと考える庶民は誰も居ないはずだ。だが、独裁政権だと、政府が戦争を始めると言い出した時に誰も止めることが出来ない。日本なら大論争になって、国会がマヒするほどの抵抗が起きるはずだが、中国は共産党が戦争を決めたら誰も逆らえない。

そういう意味で、中国の民主化が日本や東アジアにとって急務の課題だ。おそらく中国の民主化が達成されると、アジアに「とてつもなく良い変化」をもたらすことになるだろう。