2016年1月27日水曜日

民主党 所得税も消費税も増税主張

たまたま民主党の岡田代表の国会質問をちらっと見た。そしたら、民主党は所得税の最高税率と配当所得税を引き上げるという。自分はそれには反対ではない。ところが、消費税の増税も必ず行わなければならないという。

まさに増税政党だ。

所得税も消費税も引き上げるというのである。普通の感覚で言えば、所得税の最高税率引き上げで財源を確保することで、低所得者の負担の厳しい消費税の増税を中止する。そうすれば、軽減税率の導入も必要なくなり、事業者への負担も減るわけだ。

ところが、是が非でも消費税の増税である。何のことはない、おそらく消費税の増税は民主党が持ち出した政策であっただけに、いまさら引っ込めるわけに行かず、自己正当化したいだけだ。自分の非を認めたくないだけの理由で、消費税増税を強弁しているのだ。

でなければ、所得税や配当所得税を引き上げて、さらに消費税まで引き上げるなど考えられないからだ。消費税の増税だけでも経済に相当深刻なダメージを与える心配があるのに、そのうえ所得税まで引き上げれば、日本経済は墜落する。

そして、驚くべき主張を展開した。「財政再建なくして経済成長なし」である。どこの世界に、財政再建してから経済成長できる国があるのか?実例を示してみよ。経済成長してから財政再建できるのが常識だ。まさに驚異的な経済音痴である。

民主党は左派政党ではない、
財務省の走狗ブラック政党である。