2016年1月8日金曜日

給付金を「バラマキ」と批判する民主に怒り

もともと左派を自認する自分は、右派である自民党や安倍首相を擁護する気などさらさらないです。しかし民主党の「左派とは思えぬ言動」が目に余るのです。金融政策や財政政策に対する左派らしからぬ認識だけでなく、今度は給付金まで否定する始末だ。それもこれも「何でも自民党に反対」だから、本質から外れたおかしな言動になるのです。

庶民や労働者の味方であるはずの左派なら、給付金は歓迎すべきでしょう。もし批判するなら「給付金の対象と金額をもっと拡大しろ!」と要求すべきです。一回きり3万円の給付ではなく、3年間毎月3万円の給付にするとか、対象者を年齢に関係なく低所得者(とくにワーキングプア)に広げるべきだとして、民主党の政策を打ち出すべきです。財源が無いなら刷れば良い。

自民党と同じような、既存の枠組みにしがみ付く、古ぼけた政策しか打ち出せないなら、革新政党の存在している意味は無いでしょう。驚くような政策でも打ち出さない限り、政界再編しても、民主党の自己満足だけで、世の中は何も変わりません。