2016年2月10日水曜日

国債金利マイナス→日銀が直接買えよ

国債の金利がついにマイナスになったという。なぜマイナスになるかといえば、ニュースの解説によると「額面100円年利1%の国債(1年後償還101円)の国債を105円とかで買うから実質的にマイナス金利になる」のだそうな。国債による収支は買値が105円で、償還時に101円の収入だから明らかに赤字。だからマイナス金利。

なのに、なんでマイナスで売れるのかと言えば、国債そのものは赤字だが、買ったときの105円よりも高く売れれば利ザヤが稼げるからだそうな。誰が買うのか?日銀が買うという判断だ。

つまり、民間が政府から国債を買い、利ザヤを抜いて日銀に売る。

なんじゃそりゃ。その利ザヤは通貨発行益のタダ取りでしょ。だったら、日銀が政府から国債を直接買った方が良いと思うわけです。そうすれば通貨発行益はすべて国民に還元されます。

そして日銀が政府から直接国債を買い取ることは、実質的(日銀のBS上)に政府通貨を発行することと同じ意味なのです。

こんなひねくれたことやってないで、スパッと政府通貨にすべきですよ。方法は至って簡単。オバマ大統領の1兆ドルコイン構想と同じように、100兆円硬貨を1枚作って、日銀に預ければ良いだけ。