2016年5月18日水曜日

自分が民進党ならこうする

安倍政権が「同一労働同一賃金」や「低所得高齢者への給付金」などを打ち出し、弱者に配慮することで民進党のお株を次々に奪っています。これに対して民進党は「選挙の争点潰しだ」と焦っているようですが、甘すぎる。こんな程度の政策はどこの政党でもできるのであり、そんな程度の争点を民進党と自民党の差別化戦略にしているようでは、安倍政権に勝つことなど夢の話だ。

民進党は、やることがみみっちい。自分が民進党なら、どうするか。

何度も言ってますが、「国民1人毎月3万円、3年間の給付金政策です(2年間でもいい)」を打ち出す。つまりヘリマネです。ヘリマネと言えば必ず自民党は反対してくるはず。ヘリマネは富裕層にとって不利だからです。これなら確実に差別化できるし、話もデカい。

問題は民進党がこれまで「バラマキ」を盲目的に非難してきた経緯があるという点でしょう。石頭の連中が居る限りムリだろうね。

もう一つは「金融資産課税の実施と消費税の減税」だ。金融資産に僅か1%課税するだけで、消費税を5%に減税できるうえに、社会保障の財源も余るほど確保できるし、財政再建も見えてきます。金融資産課税の実施と消費減税と言えば、必ず自民党は反対してくるはず。両方とも富裕層にとって不利だからです。これなら確実に差別化できるし、話もデカい。

問題は民進党が財務省の主導する「消費税増税」による社会保障という、世界にも例が無い珍奇な政策に同調している点だ。

そんな大胆なことは実現できないと?
それなら、政権交代する必要性など無いではないか。