2016年5月23日月曜日

沖縄事件 日本の軍備強化が必要

沖縄で米軍関係者による婦女暴行殺人事件が発生しました。沖縄の人が怒るのは当然です。やはり米軍には沖縄から出て行ってもらう必要があります。といっても、軍事バランスを何も考えず、すぐに米軍に出て行ってもらうなど愚かな考えです。

まず、日本が軍備強化するのが先でしょう。

日本が軍備を強化して法的にも防衛軍としての機能を整え、軍事大国化すれば、米軍に日本の防衛を助けてもらう必要性は低くなります。抑止力の観点から集団的自衛権は必要ですが、米軍の軍事作戦に日本がすすんで参加する義務は相対的に低くなり、巻き込まれにくくなります。当然ながら日本は核兵器も保有するわけです。そして沖縄に日本の原潜の基地を作り、日本の核兵器を配備します。そうなれば、沖縄から米軍が撤退しても大丈夫だと思われます。

トランプ氏が大統領になれば、日本の軍事大国化や核兵器の保有の可能性がでてきます。そうなれば、沖縄から米軍基地を無くするという悲願を達成することが可能かもしれませんね。日本軍の基地は日本国中にあって当然ですから、沖縄だけが特別ではありません。

もちろん、日本が軍事大国化したあとは、中国と軍縮交渉を行うわけです。中国だって巨大な軍備が無駄だと知れば、対等な削減に応じるでしょう。中国は自分より強い相手の話しか聞きませんからね。東アジアの軍縮を実現する実効性のある方法論ともなります。