2016年5月30日月曜日

少子高齢化より世界の人口爆発が問題

日本の人口が減少していると大騒ぎしているが、その一方、世界の人口が爆発的な増加を続けていることに対する新聞マスコミや識者の危機感は極めて希薄です。

国民の生活の豊かさを考える時、少子高齢化は新聞マスコミが騒ぐほどの大問題ではありません。ロボットや人工知能によって生産性が飛躍的に向上する可能性が高いからです。極めて単純に言えば、生産性が2倍になれば人口が半分になっても付加価値総額(GDP)は現状を維持できます。

それどころか、人口が半分になって付加価値総額が同じということは、1人当たりの国民の分配量は2倍になり、2倍豊かな社会になります。おまけに、人口が減ればゴミなど廃棄物の排出も、エネルギー消費も減るため、環境によいわけw。確かに少子高齢化に問題はありますが、致命的問題ではありません。

ところが、世界の人口が爆発すればどうなるか。致命的です。地球のあらゆる資源が食い尽くされ、枯渇するのです。それらを奪い合うために世界は戦争の時代に突入するかも知れません。もちろん、そうなれば日本は少子高齢化どころの騒ぎではありません。それなのに、新聞マスコミも識者も、人口爆発と資源枯渇を加速するグローバリズムの問題に触れようともしないのです

本質を見れない新聞マスコミと指導者によって
日本は本当の危機を迎える気がする。