2016年5月31日火曜日

尖閣警備に装甲巡視船はどうか

尖閣諸島に侵入する中国の公船が大型化、武装化しつつあるという。西沙諸島では、ベトナムの船が中国の公船に衝突されて沈没するなど物騒な事件が発生しており、中国船が日本の船に対して体当たり攻撃をしかけてくる可能性も否定できない事態になりつつある気がします。

そこで、体当たり専用の大型装甲巡視船を建造したらどうでしょう。さすがにあからさまな衝角(ラム)を装備すると兵器になるのでまずい。そこで、船体全体の装甲を強化し、船首も強化するわけです。そのかわり、武装はいらないでしょう。放水できればよい程度です。

船体が重くなると運動性は低下しますが、追いかけて攻撃するわけではなく、向かってくる船に対抗するわけなので、どんど構えていればいいような気がします。そもそも日本は「専守防衛」なので、相手が先に体当たりや機関砲などを撃ってきますから、攻撃に耐え、攻撃してきた相手を国際的に非難すれば良いわけです。これを何度か繰り返せば、世界的に中国が悪いと言う世論が形成されます。

機関砲を一方的に打ち込めば、あからさまな戦闘を仕掛けたことになるので、中国は機銃を使ってこない。しかしベトナムにおける中国公船の体当たりが世界的な非難を浴びなかったため、体当たりは戦闘とみなされない世界黙認の戦法だと思われてしまいました。そうなると、中国がこれをやってくる可能性は高い。

というわけで、尖閣の警備に大型装甲巡視船(体当たり仕様)を。