2016年5月7日土曜日

トランプ大統領は政府紙幣を発行すべし

このままの勢いで進めば、トランプ大統領の実現可能性もある。しかしトランプ氏が大統領になってもすぐにぶち当たるのが「財源ガー」である。この財源ガーに対して、リンカーン大統領が行った「政府紙幣発行」を実行すれば問題はすぐに解決できる。南北戦争の戦費調達で苦しんだリンカーンを救ったと同じことが21世紀に再現される。

ところが、「財源ガー」に対して伝統的な手法、つまり緊縮や増税、歳出カットで対応しようとしたのが日本の民主党政権だ。おまけに金融緩和すら否定していたので、信用通貨さえ増えない。その挙句、財務省のパペットと化して消費税の増税に猪突猛進した。

トランプ氏はどうするのか?リンカーン大統領の再現となるか、日本の民主党の二の舞となるか。すべては「おカネとは何か」という問いの答えにあると思う。