2016年10月25日火曜日

中国は世界大戦の道具になるのか

今回は陰謀論ですw。陰謀論というのはある種の仮説ですが、仮説とはその正否に関わらず、物事を判断する上においては常に必要とされてきました。仮説の想定がなければ、科学も今日のような進化はありえなかった。もちろん、仮説が正しいとは限らないわけですが。

それはさておき、自分が一番心配してるのは、中国が世界大戦の道具になるのではないかという懸念です。戦争は昔からカネになるらしい。軍需産業、それに戦費の金貸し。だから戦争を望む連中がいるわけです。

さらに、現代の先進国は大恐慌後の世界と同じような、デフレ不況にあります。生産過剰です。つまり、生産設備が世界的に普及して、生産能力が高く、もうこれ以上の投資が望めなくなりつつあります。

第二次世界大戦によって、世界の生産設備が徹底的に破壊された結果、投資の必要性が劇的に増大したことで、大恐慌後のデフレ不況が吹っ飛びました。これにより、投資による収益が回復し、カネからカネを生む資本主義のシステムが大復活を遂げたわけです。

もし世界をカネの力で動かす「影の支配者」が、その再来を望んでいたら?

世界を動かす連中はおそらく欧米にいるでしょうから、当然ですが、こうした大規模な戦争がアジアで起こることが理想的だと考えるに違いありません。しかし戦争は民主国家では簡単に起きません。第二次世界大戦にしても、それを引き起こしたナチスドイツは独裁国家であり、当時の日本も軍部による独裁政権になっていたわけです。

アジアの独裁国家は中国です。

中国では中国共産党がああいえば、民衆は従うしかありません。反対運動をやれば天安門事件のようになってしまいます。もしアジアに戦争を引き起こそうとすれば、中国を利用することは、確実性の高い方法と考えられます。民衆全体を動かすのではなく、一部の政治支配層を動かせば良いのですから。そして、習近平主席の強権ぶりから見ても、この周辺を動かすだけで中国が動く可能性があります。

中国共産党がカネで腐敗していることは良く知られています。こうしたカネで腐敗する体質をもった独裁政権国家は危険です。カネのために世界の支配者に人民を売るかも知れない。

日本が戦争に巻き込まれるとすれば、中東などではなく、中国が引き起こす、この戦争に巻き込まれる危険性が高いのではないか?

ということで、今回は陰謀論でした。しかし、自分が最も恐れている陰謀論なんです。