2016年12月15日木曜日

国の負債は資産と相殺しないと消えない

本当に「国の借金ガー」財務省は執念深い。庶民の生活向上より、帳尻あわせに命を懸けている連中です。しかし、国の借金ガーつまり金融負債は、金融資産と相殺しなければ消えることはない。だから財務省がそんなに財政再建したいのであれば、資産のあるところから持ってこなければならない。いくら庶民から資産を毟ろうとしても、庶民に資産などないぞw。

では、資産はどこにあるのか?日本には家計の金融資産だけで1600兆円もある。しかしその大部分は富裕層や高齢者が保有している。若い世代、子育て世代の保有する資産は非常に少ない。にも関わらす、財務省も自民党も「消費税でひろく負担しましょう」などと寝ぼけたことを言っている。冗談でははない。この1600兆円の資産に課税しないで、財政再建などできるはずがない。

さらに加えて、企業が保有する金融資産も1000兆円ちかくある。本来、企業は資金の「借り手」であり、負債が多いことがこれまでの資本主義の常識です。ところが、企業が資金を貯め込んで、逆に「貸し手」になっているのですから、正常ではありません。企業が資産を貯め込んだまま、財政再建などできるわけがない。

財務省が「国の借金ガー」を、是が非でも解消したいと思うのであれば、金融資産に課税しなければダメです。消費税などで庶民の資産をミチミチ搾り取っても、知れている。どうせ負債と資産を相殺しなければならないのだから、資産のあるところから、直接に資産を取ってきて財政再建するのが、最も合理的ではないか。

それとも、財務省は、
庶民の借金を増やして、そのカネで財政再建を図るつもりか?
BSから言えば、そう解釈もできる。

いい加減にしろ。
帳尻を合わせて、国を滅ぼす財務省。