2018年1月29日月曜日

「反グローバリズム=孤立主義」はマスコミの印象操作

マスコミには「反グローバリズム=孤立主義」と主張する記事ばかり流れてますが、そもそも今日の世界において孤立主義など存在し得ない。「極論」を持ち出すマスコミによる勝手な決め付けは印象操作に過ぎないのです。

反グローバリズム運動にも様々なバリエーションがあります。もちろん、その中には非現実的で過激な鎖国政策のような主張をする人々もいるでしょうが、彼らをして、グローバリズムに反対するすべての人たちが同じである、との印象を与えるマスコミの報道には極めて憤りを覚えるのです。

多くの穏健な反グローバリストは孤立や鎖国のような「極論」など持っていないでしょう。行き過ぎたグローバリズムに警鐘を鳴らしているのです。今日におけるグローバリズムはグローバル資本に主導される「拝金主義」グローバリズムであり、それが働く人々の格差を広げ、社会を二極化=分断化している。このような社会の分断化を推し進める拝金主義グローバリズムに対する強い怒りが反グローバリズムの主流なのです。

まさに、拝金主義グローバリズムが社会を分断している。

ところが驚くべきことに、新聞マスコミの手にかかると、これがいつの間にかまるで逆の話に摩り替わり、「反グローバリストが社会を分断している」ことになっているのです。これは恐ろしいほどの印象操作です。

そもそも反グローバリストを生み出しだしたのは誰なのか?右翼でも左翼でもなく、拝金主義グローバリズムなのです。もし拝金主義グローバリズムが社会に歪みをもたらさなければ、そもそも反グローバリストなど出てこないのです。

社会に二極化と分断をもたらした張本人である「拝金主義グローバリズム」が、あたかも正義であり、それによって苦しみを与えられて立ち上がった人々を、あたかも悪であるとする新聞マスコミ。安倍を許さないのも結構ですが、自分は欺瞞と偽善にまみれた新聞マスコミを許さないのです。