2018年2月21日水曜日

甘ったれた感情論で日韓友好は実現しない

自分は韓国人に対してヘイトや嫌悪感情を持つことはありません。韓国には同情的な立場であり、むしろ日韓友好の真の実現を強く切望しています。しかし同時に、歴史問題に関する彼らの要求に譲歩するつもりはまったくありません。甘ったれた関係は無意味であり、対等あるいは競合相手としての日韓友好こそ真の友好であると考えています。

自分の立場から言えば、嫌韓トークやヘイトスピーチによって韓国人を攻撃する人々(右翼)も、逆に日本が譲歩して韓国を甘やかせる人々(左翼)も、日韓の問題を解決する事は永久に出来ないと考えています。つまり、韓国人を侮辱することも、逆に甘やかせることも、どちらもナンセンスだと思うのです。反発や攻撃をするのではなく、紳士的かつ毅然とした厳しい態度で、一切の甘えを許さない対応をすべきだと考えています。

慰安婦など歴史問題で日本は一歩たりとも譲歩すべきではありません。論理をもって徹底的に韓国の主張を撃破すべきです。むしろ積極的に韓国を論破するのです。そして、それこそが韓国人に「気付き」を与えることになるはずです。彼らを攻撃しても、甘やかせても、彼らは「感情的に反応するだけで、気付くことはない」と思います。感情から目を覚めさせるには、冷徹な現実を直視させることこそ最も大切だからです。ふと我に帰るとき、気付くのです。

自分達はいったい、何をしているのか?
本当に自分達の利益のために行動しているのか?

そして、アメリカ、中国、ロシアのような大国の軍事・政治のパワーゲームに翻弄される世界の現実に気付く必要があるのです。自国の世論は常に大国の干渉によってコントロールされています。マスコミを通じた情報・洗脳戦争の只中にいるのです。もし、自国の世論が自分達の考えや価値観だけで形成されたものだと信じているなら、極めてセンチメンタルに過ぎません。もちろんそれは日本でも同じことです。

そんな国際社会において、感情に振り回されていればどうなるか?まさに、大国の思うがままにコントロールされることになる。それに気付かなければ、感情に振り回され続け、大国を利し、自分達の生活を犠牲にするだけなのです。感情的になればなるほど、恐らく生活はますます酷いものになるでしょう。

感情で思考力を麻痺させられ、良いカモにされるのです。

本当の利益とは何か、生活を改善するには何が必要か?冷静に考えれば、気付くはずなのです。